『コンビニの灯りをたよりに』

ステートメント:
何を見ても、何を所有しても、何を消費しても、どこにも確らしさがないような気がする。社会制度はもちろん、生活の中の出来事にすら現実味を感じないようなぼんやりした身体で、私は漣を見ました。それは、現実にある事象の再制作を通じて、疎外された世界を自らの手に取り戻さんとする人たちによる活動です。再制作とその開示はソナーのように働き、霧がかった社会を探索し世界の手触りを確かめる手法のように機能していると感じます。何かを訴えるだけでも、誰かの言葉を聞くだけでもなく、目の前の現実を再制作する。他でもなく、この息苦しい世界で死なないために、再び。

会期:
2025年5月24日〜6月16日
月・金:15:00〜19:00
土・日:11:00〜20:00
火水木:休廊

会場:
裏ノ間 前橋市千代田町4-1-2

展示者(敬称略):
バンナイソウタ、名もなきシステムエンジニア、山川旭、山口塁、橋本聡

企画:宮森みどり

アーツ前橋や周辺ギャラリーの展示情報はこちら▶︎
https://note.com/miyamori_midori/n/n8086bc96fae8

Back to Top