京都は桜満開の時期。観光客がおびただしく往来する中、私は京都のギャラリーで1週間のレジデンスをしました。
観光などは一切なし。ただ「日常を過ごす」という行動を自分に課していました。いわば、京都に住んでいるかのように過ごしていました。
そして私はこの行為を、旅行ではなく《インスタント・リビング》と名付けました。

インスタント・リビングのルール

京都で「日常」を送る上で、京都に住む人たちと関係を築くために、7つのルールを設けました。
1 googleの検索機能を使って初めて行く場所の目星つけないこと(人から教えてもらうのはok)
2 複数の、知らない人と会話をすること
3 「2」で知り合った誰かと、別日にもう一日以上会うこと
4 どんなシチュエーションでも、自身を旅人と名乗らないこと
5 地元の人が集まるような入りづらい店に最低1回入店すること
6 東京(居住地)での暮らしと乖離しないこと(週3日は仕事をし、夜は街に出る)
7 滞在中に出会った人との関係に、不用意に名前をつけないこと(こんなに息があったらもう友達ですね!などと安易に発言しない)
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今回のレジデンスの記録はnoteから購読することができます。出会った方のプライバシーに関わるため、一部有料化してあります。

近日中にZineにまとめ、発行予定です。
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